神戸国語教育研究会カプス。カプスとは英語でcopse「雑木林」という意味です。

2001年「生き方GET Vol.1(「心理・哲学」「生と死」)」、2003年「生き方 GET Vol.2 (「環境」「経済」「男と女」)」、2005年「生き方GET Vol.3 (「情報」「国際化」)」、2008年「生き方GET Vol.4 (「文化」「最終章」)」を刊行。そして、このたび「生き方GET BEST10」を刊行する運びとなりました。
ここにある10のカプスの教材は、10年以上の実践の中で生徒の心に響いたものだけを集めています。文章を読んで自分の意見を「話す」「書く」なかで、何かが変わる。自分に嘘がつけなくなるからです。生徒に「とことん」自分に向き合う機会を与え、彼らからその場かぎりの付け焼き刃ではない、本物の言葉を引き出すことができると考えます。
掲載作品例【お金のこととなると相談しにくいのはなぜ?】…青木雄二 『ゼニの人間学』 【今、恋してますか?幸せですか?】 …宇多田ヒカル 『Automatic』 尾崎豊 『I LOVE YOU』 花村萬月 『二進法の犬』 【正義ってなんだろう?】 …久美沙織 『正義ってなんだろう 10代の哲学』 |
研究会会員の声 |
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★「学力」とともに数値化されない「人間性」を高める教育の時代が来たと思います。正解のない問題に、人と人が関わりあいながら合意できる答えを見つけ出していく「課題解決型」の学習の教材として、ふさわしいものができあがりました。 ★自分の思いや考えをしっかりと持ち、それを伝え合うことで、互いを理解することができる。文章にまとめることをとおして、人の意見や考え方を受けとめて、さらに自分の考えを整理し、発展させる力を身につけることができる。この1冊から世界は広がります。 |

冒頭の1行がいいですね。おもしろいですねえ。目配りがいいですねえ。こんな本が国語の教科書ならやる気がするでしょうねえ。こんなテキストの中にお仲間入りさせていただいて、ありがとう。

現代社会における様々な問題に触れ、その見識を深める科目として「現代文」の授業があります。しかしながら、教科書を使った授業の中では一方的な解釈・分析に時間が割かれがちであるといい現状があります。
一方、大学入試の多様化、社会で求められる資質に対応するためには、生徒たち自らが「考える」授業の展開が強く望まれています。本書はそういった授業の教材として最適な教材です。
テキストとして使用された主な学校兵庫県立神戸高塚高校
兵庫県立山崎高校 兵庫県立御影高校 同志社大学文学部哲学科 私立仁川学院中学校
兵庫県立明石城西高校 昭和薬科大学付属中学校 愛媛県立松山東高校 |
研究実践された主な学校 |
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兵庫県立星陵高校 兵庫県立伊川谷北高校 兵庫県立御影高校 兵庫県立北須磨高校 兵庫県立山崎高校 兵庫県立洲本高校 兵庫県立神戸高塚高校 兵庫県立東灘高校 尼崎市立尼崎産業高校 |
兵庫県立夢野台高校 兵庫県立柏原高校 兵庫県立神戸北高校 神戸市立神戸西高校 神戸市立葺合高校 私立武庫川女子高校 私立仁川学院 私立滝川高校 |
「生き方GET」のご利用について
■大学や社会で求められる資質や能力開発のために
大学の学部教育、企業での人材育成の中で問題となっているのは、学問や仕事への①モチベーション(意欲)②課題探求能力③コミュニケーション能力などの不足です。本書では「社会での関わりの中で自己を位置づける」ためのヒントとなる教材を掲載しました。
内容は易しいものではありませんが、読み手の感覚を刺激し、新しい思考の場に導くことが出来るように配列しております。セクションごとに現代的課題に対して統合的、多面的にアプローチできるように設問を工夫しています。中高生だけでなく大学での教養、社会人教育でのご利用もおすすめします。
■生き方、在り方の探究「総合的な学習の時間」の導入期に
総合的な学習の時間の展開んついては①在り方、生き方の進路考察②現代的課題についての多面的学習③興味関心に対応する課題研究などの方面からのアプローチが考えられます。しかし、そのいずれをすすめるにしても生徒自身に問題意識が欠落していればモチベーションは期待できません。そこで総合的な学習の課題設定のヒントとしての本書のご利用をおすすめします。
グループ学習は、やや難解と思われるテーマにも積極的に取り組みやすい雰囲気をつくりやすい利点があります(グループ学習で強制的にグループをつくり話し合わなくてはならない場を設けるエンカウンターの手法を取り入れることで、自己開示を促し、他者との交流の中で自己を相対化する場を作り出すことができます。)ので本書のご利用には最適と考えられます。
■解釈・分析ではない「よみ」のありかた指導に
現代社会における様々な問題に触れ、その見識を深める科目としての国語の「現代文」の授業があります。しかしながら、教科書を使った一般的な「現代文」の授業の中では、教師の一方的な解釈・分析に時間が割かれがちであるという現状があります。一方、AO入試や小論文入試が増加する中で、生徒自身に十分にものを考えさせる授業の展開が強く望まれています。文章を読む「場」提供として、夏休みの課題や小論文対策指導での本書のご利用をおすすめします。
総合的な学習 生き方GET現代文 感想文(省略一部改変あり)より
感想文にコメントをつけて返します。今まで授業で書いてもらった作文の一部を後日カプスのホームページ(http://www.kobe-copse.jp/)や生き方GETのPR等に使わせていただけたらと思っています。名前は出しませんので、ご協力よろしくお願いします。不都合があれば言ってください。
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18年の研究の集大成としてベスト版がついに完成
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