【実践報告】日野啓三「「市民」のイメージ」(2021年4月例会)

2021年07月25日(日)|by カプス管理2
《実践報告》
4月最初の教材。200字要約のあと、学習の手引きをもとに本文読解という流れで授業。生徒が「市民」 について持っているイメージがバラバラで要約が不発だったが、教科書の用語解説ページで補足した。

《会員からの意見》
  • 生徒は「市民」と聞いたときに戸惑うはず。導入に工夫があってもよいのではないか。 →特に、現代文が苦手な生徒には、生徒にとって身近な話題によってつかみとしての導入は必要。
  • 「市民団体」「市民社会」など、かつての「市民」に対するイメージを共有していた時代とは異なる。 →具体的なイメージを持たせたらよいのでは?
  • 学校行事と組み合わせて「市民」をイメージさせる。
  • 共生社会、地域協働、高校生が地域に関わる活動から「市民」をイメージさせる。
  • 教科横断的に公共の授業と重ね合わせて、公共の教科書と一緒に読むのが面白いのでは。
  • 読解の前に背景知識を入れるべきか? →具体例から理解するように促す手引きを活用し、読むことで考えることを促したい。 →1時間目で要約に加えて、語句プリント「国民」「臣民」「人民」「民衆」「市民」を辞書で引かせる。

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