【授業案】身体論とは何か(2021年1月例会)

2021年01月24日(日)|by カプス管理2
1.授業の流れ
 2学期の科学論(池内了)をふりかえった上で、「精神」に従属するものとして考えられていた「身体」に着目する。そのうえで教科書教材、鷲田清一「自分の身体」を読み、身体を哲学の視点から読み解く。
 さらに芸術・スポーツの視点から身体を考えるために、三浦雅士「考える身体」(『JIN式入試現代評論 の技法』より)を読む。

2.問い 「身体論」に関する2つの文章を読み、あなたの考えたり感じたりしたことを述べなさい。ただし次のいずれかの(もしくは両方の)条件を満たすこと。
 条件① 本文の記述を引用すること。
 条件② 自分の具体的な体験と結びつけること。

会員からの意見
・哲学的な身体と芸術スポーツの身体とはまったく異なるものだが、両者を読ませるねらいは?
・見るためのスポーツと見せるためのスポーツは違うのではないか。
・構造図、要約の方法について。
・問いの条件の難度が高すぎるのではないか。
・ねらいとする資質・能力はなにか。
・伊藤亜沙「記憶する身体」を重ねてはどうか。
・文章 A、文章 B、自己の経験、という3者について、「ここに着目して深める」という手法がよいのではないか。 

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