コロナ禍を考えるー自分の身の回りの問題、政治の問題は?(2020年11月例会)

2020年12月24日(木)|by カプス管理2
 最上敏樹「世界隔離を終えるとき」(村上陽一郎編『コロナ後の世界を生きる』岩波新書所収)について、「教材のヒント」として、 教材の使い方について提案した。

 コロナで浮かび上がった問題、歪み、脆弱性について、生徒の考えを出す材料にしていきたいと考えた。そのために、「自分の身の回りで浮かび上がった課題、問題はどんなことですか?」「3月から4月にかけてあなたは国家のやり方についてどう感じてい ましたか?」などの問いを用意した。

 会員からは、教室では現実の政治や国について扱うことが避けられる傾向にあるが、今こそ教室に持ち込んで考えさせたい、という意見が出た。また、この文章を活かすために、いま掲載されている教科書教材のなかで、政治問題を扱った文章を探る必要があり、今後の課題となった。

コメントをどうぞ




このページのトップへ