いまこそ、「分断」を考えさせたいー地球温暖化問題から (2020年11月例会)

2020年12月24日(木)|by カプス管理2
 地球温暖化問題から 「今の問題」を教室に持ち込みたい。そのために「分断」というキーワードで教材の可能性を探っていきたい。

 前回例会で「分断」をテーマとした教材を探ることとなったが、その手始めとして、 資本主義と地球温暖化問題とを中心に、ある意味で世代間の「分断」を扱ったと言える、岩井克人「未来世代への責任」の教材検討をした。

 昨年度の授業では、「評論文の内容から、現在の状況に引きつけて、問題を主体的に考える」などを目標とし、グレタさんのスピーチや、現在の気候変動問題(パリ協定)の資料などを踏まえて、意見文を書かせた。

 会員からは、斎藤幸平の話題書『人新世の「資本論」』が合わせ読み教材として使えるのではないかという意見が出た。
 今後の課題として、『人新世』も含めて、「未来世代 への責任」の合わせ読み教材を探っていく。

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