現代文を学ぶとはどういうことか。
言語技術の獲得の訓練をする、読み方を身に着けさせ、社会構造への視点を伸ばす。それが現代文である。投げ込み教材等で深める前に、言語技術の訓練をしないといけない。
そして定義づけ。「グローバル化」「グローバリズム」と、資本主義化である「グローバリゼーション」はまったくちがう。(M. ガブリエル=齋藤幸平『未来への大分岐』)
現代文の授業とは何か、現代文の教師とは何か。まずは原点に返り、「他人の靴を履く」(ブレイディみかこ)こと。
そうでないと「エンパシー」はありえない。 生徒がどう変わって、教師自身がどう変わるのか。実践なくして変革はない。