年間指導計画から今年度を振り返る(2019年3月例会)

2019年04月14日(日)|by カプス管理2
明日から新年度を迎える今日の例会は、実践者たちが今年度の指導計画を持ち寄り、会員と共に一年間を振り返った。
【第一学年 国語総合(現代文)】
教科書教材の評論や小説を主として用いた。文章の構成や論理の展開、小説の設定、構造などの基本事項をおさえ、主張や主題に迫る授業を展開してきた。また、教科書会社から配布される「学習課題ノート」を活用したり、100字要約に取り組ませたりして学力向上を図った。

これについて、会員から以下のような指摘があった。
・年間を通して生徒はどのような力をつけて欲しいかを設定されているのか。
・そのために、一時間の指導事項(言語技術)を明確にする。
・自身のノートが参考書となるような授業づくりを心がけること。例えば。要約を書かせたとき、生徒同士で相互評価をさせる。生徒たちはノートをもとに、評価し合うことが可能となる。

会員の意見を踏まえて、授業担当者は「何のためにその学習活動をするのかを問う必要がある。そこを詰めずに形骸化した学習活動があることにも気が付いた。次年度は明確な目的・目標を教科担当間で共有していくことから始める。」と反省した。新天地での授業改善に期待したい。
【第二学年 国語総合】

前年度の生徒達は、「答え(主張)の論拠は?」と尋ねると「なんとなく」と返答しており、そこに問題意識を感じていた。そこで、年間を通して「主張と論拠」を問うことを意識して指導計画を立てた。結果、年度末には「なんとなく」と答える生徒はほぼいなくなり、論拠を探すことでじっくりと本文と対話する姿も見られるようになった。また、カプス会員が実践したテーマや教材、「セメント樽の中の手紙」なども授業で扱い、教科書教材以外の教材発掘にも取り組んだ。

会員からは、
・問題意識を持つことは重要だが、それが生徒に身につけさせなければならない内容なのか、吟味しなければならない。
・次年度はどのような問題意識を持って計画を立てるのか。
・「書く」ことができない人が多い。文章をきちんと「書く」ことができるようになる学習活動は考えているのか。

という指摘があった。卒業すれば大半の生徒が就職する夜間定時制高校で、生徒たちに何を身につけさせなければならないのか。どんな教材が必要なのか。今一度吟味する必要があるだろう。

これらの先達からの助言を活かしつつ、自校の生徒のために邁進していかなければならない。

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