「よい授業」とは?―計画・テンポ・学び合い・音読(第200回 2017年12月 例会報告)

2017年12月24日(日)|by カプス管理2
会員が実践した、中1の故事成語「矛盾」と漢文の読み方の授業録画を見て討議した。

グループ学習を中心として、とてもテンポのよいものであった。

実践者のふりかえり、および会員の意見は以下の通りである。

[全体について]
・年間指導計画、単元計画、本時の計画と、先が見えている設計をしている。
・授業前に本時の目標と問題を板書しておき、「やるべきこと」が分かるようにしている。
・時間設計を明確にしておき、テンポを重視している。
・「全員が一度に分からなくても全くかまわない」というスタンスで臨む。むしろ繰り返しが大事。中1か ら中3まで、毎年同じことを繰り返す。

[音読について]
・音読はあえて早めに読むことで、定着率を上げることができる。 演出家が新人俳優にセリフを教える際には、スピードを重視し、身体で覚えさせるそうだ。 「3回連続早口で言えるようにできる」まで覚えさせるという工夫もできる。

[主体的・対話的な学びについて]
・グループワーク中心で、教え合い、学び合いが自然と生まれるようにしている。
・学力については、教えることで、特にトップ層が伸びる。むしろ下位層が「分かった気になる」ことで 伸びにくい。そこには小テストを繰り返しおこなうことでケアをしている。
・学年の全てのクラスで、週1回席替えをしている(エクセルの自動席替えを使用)。他教科でも協同学習が盛んになっているので、固定化されないペア、グループを目指す。また、いろいろな人と関わることによるコミュニケーション能力の育成を目指している。
・生徒を指名することで、自分ごととして授業に参加させ、フリーライダーをうまないようにしている。

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