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2021年7月のオススメ本

2021年08月16日(月)|by ホームページ管理
       
タイトル 作者名 出版社
新世紀のコミュニズムへ:資本主義の内からの脱出 大澤真幸 NHK 出版新書
ドラゴン桜2 三田紀房 講談社
はずれ者が進化をつくる:生き物をめぐる個性の秘密 稲垣栄洋 ちくまプリマー新書
未来をつくるあなたへ 中満泉 岩波ジュニアスタートブックス
相手の身になる練習 鎌田實 小学館 Youth Books
本心 平野啓一郎 文藝春秋
まちづくり幻想:地域再生はなぜこれほどしっぱいするのか 木下斉 SB新書
ぼくのドイツ文学講義 池内紀 岩波新書
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【教材検討】根本美作子「近さと遠さと新型コロナウイルス」(2021年7月例会)

2021年08月09日(月)|by カプス管理2
 提案教材は、根本美作子「近さと遠さと新型コロナウイルス」(村上陽一郎編『コロナ後の世界を生きる』岩波新書 所収)。

 この文章は「わたしにとってかけがえのない人であった父は、死ぬことによって、父もまた一人の人にすぎな かったということを教えてくれた。」という父の死についての回想から始まる。コロナ禍によってつきつけられた 「自分も一人の人にすぎない」という原則と、人類という共同体の輪郭。さらにヨーロッパとアジアの地政学的な違い。 フランス文学者によるやや抽象的な文体だが、コロナ禍によって明らかになった、「たった一人の人間」としての脆弱さと、国境を超えたつながりを改めて考えさせる文章である。

 何より、コロナ禍によって大きく変わった、あるいはコロナ禍によって露見した、いまの社会・世界を高校生が考えることは必要不可欠であり、そのためにはどんな文章を読ませたいのか、という視点を持ち続けたい。
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【情報交換】ICTの整備状況は?(2021年7月例会)

2021年08月09日(月)|by カプス管理2
教育界は「GIGA スクール構想」が席巻。現場のICT教育事情はいまどうなっているのか、情報交換をした。
  • BYOD(Bring Your Own Device、自分のデバイスを学校に持ち込んで利用すること)が中心。
  • デバイス購入の補助金がない。
  • 個人所有のデバイスの利用を制限することには問題があるという声も。
  • 公立と私立の格差は拡大。私立の多くは昨年春の休校期間を機にオンライン環境が確立されている。
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