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【実践報告】日野啓三「「市民」のイメージ」(2021年4月例会)

2021年07月25日(日)|by カプス管理2
《実践報告》
4月最初の教材。200字要約のあと、学習の手引きをもとに本文読解という流れで授業。生徒が「市民」 について持っているイメージがバラバラで要約が不発だったが、教科書の用語解説ページで補足した。

《会員からの意見》
  • 生徒は「市民」と聞いたときに戸惑うはず。導入に工夫があってもよいのではないか。 →特に、現代文が苦手な生徒には、生徒にとって身近な話題によってつかみとしての導入は必要。
  • 「市民団体」「市民社会」など、かつての「市民」に対するイメージを共有していた時代とは異なる。 →具体的なイメージを持たせたらよいのでは?
  • 学校行事と組み合わせて「市民」をイメージさせる。
  • 共生社会、地域協働、高校生が地域に関わる活動から「市民」をイメージさせる。
  • 教科横断的に公共の授業と重ね合わせて、公共の教科書と一緒に読むのが面白いのでは。
  • 読解の前に背景知識を入れるべきか? →具体例から理解するように促す手引きを活用し、読むことで考えることを促したい。 →1時間目で要約に加えて、語句プリント「国民」「臣民」「人民」「民衆」「市民」を辞書で引かせる。
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【教材検討】「独ソ戦」×「民主主義」(2021年3月例会)

2021年07月24日(土)|by カプス管理2
《教材検討》
大木毅『独ソ戦』を中心にしたもの。合わせ読みとして宇野重規『民主主義とは何か』を取 り上げ、後者は「多数の暴政」や「民主主義とは、制度か理念か」をテーマとして扱う。

《会員からの意見》
  • 『独ソ戦』は時代背景等の知識が必要で、内容が難しいのではないか。
  • 何のために読ませるのかというテーマを先に立ててから読ませたほうがいいかもしれない。
  • 意見表明をすることで政治が変わったことは考えさせたい(関連:森喜朗辞任問題)。
  • 大テーマ:「分断」、サブテーマ:「民主主義」「コロナ」「世代間格差」 また、村山綾「コロナ禍における差別と不寛容」も扱った。 今後は、授業実践をもとに教材検討を重ねていく予定である。
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【教材検討】「将来人」の目で見直す社会(2021年3月例会)

2021年07月24日(土)|by カプス管理2
《教材検討》
岩井克人「未来世代への責任」との合わせ読みとして、花木伸行「「将来人」の 目で見直す社会」について。将来世代の視点に立って政策を考える「フューチャー・デザイン」という考え方を紹 介している。

《会員からの意見》
  • 子どもの権利についての考え方からも、子どもが自分の意見を表明していくように支援することが必要
  • そもそも大人が政治的に成熟していない、主体的に考えられないのではないか。それを子どもに求められるか?
  • 生徒会選挙、校外学習など、自分たちで決める体験が必要。
  • 芦屋市在住の高校生による市民活動団体「あしや部」に参画。学校では取り上げられない政治問題も。
  • 18歳選挙権による主権者教育も「政治的中立性」の名のもとに現場が萎縮してしまった。
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【意見共有】第1回共通テストを終えて(2021年2月例会)

2021年07月24日(土)|by カプス管理2
第1回共通テストを終えて センター試験に変わり初の実施となった大学入学共通テスト。国語の問題について意見を共有した。
  • 分量が長く、速読が求められる。
  • 新傾向への大きな変更はなし。必要な読解力も同じ。選択肢の作り方、選び方の技術も今までと同じ。 初年度は様子見で、大きな変更を避けたのでは。 ただ、今後、新傾向への大きな流れ、方向性(実用的な文章、複数教材)は止まらないだろう。
  • 複数教材は作成が手間。類似問題を作ることは大変。その意味でもカプスの教材開発には意味がある。
  • 作成方針を見ると、今後、実用的な文章がサブテキストとして出題される可能性はある。
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【実践報告】小説から身体論を考える(2021年2月例会)

2021年07月24日(土)|by カプス管理2
《実践報告》
教科書教材「自分の身体」(鷲田清一)の後、生徒の反応や実態をもとに予定していた指導案を修正。小説を教材に身体論を扱う。

教材はティム・オブライエン(村上春樹訳)「待ち伏せ」[筑摩書房『精選国語総合 現代文編』所収]。疑問に思う点や印象に残った表現などを挙げた。

《会員からの意見》
  • 良い教材。意外な組み合わせだが面白い。
  • 「条件反射的」の訳語について。
  • 「待ち伏せ」は身体論で読むことはできない。この小説は自分ではわからないことで身体が動いたことが特徴。
  • 身体は制御が効かないことを言いたい小説ではない。この小説を身体論に包摂してしまってはならないのでは。
  • ベトナム戦争の加害性を免罪符としてしまい、間違ったメッセージを受け取らせてしまう危険性も。
  • 複数教材は提示する教員の意図が働く。特に評論→小説では、小説の読みの方向性を決めてしまう難しさも。
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【実践報告】身近でタイムリーな話題から考える(2021年2月例会)

2021年07月24日(土)|by カプス管理2
《実践報告》
教科書教材「グローバル化とグローバリズム」(平川克美)を読んだ後、要約→読解。その後、最上敏樹 「世界隔離を終えるとき」を、ミニ要約・設問プリントをもとに読む。ペアワークで意見交換、全体発表。

問1 自分の身の回りで浮かび上がった課題、問題はどんなことですか?
問2 あなたは昨年3月からの国家の施策についてどう感じていましたか?
問3 どういう再出発を筆者は提案しているか。またそのことを手掛かりに自分の考えを述べましょう。

《会員からの意見》
  • 身近でタイムリーな、政治に関する話題。こういうことを考えさせたい。
  • 同じ問いで別教材でも扱える可能性がある。
  • 教科書教材と関連させた問いにできないか。→1年生ではまずテーマが重なる形、比較読みのステップで十分ではないか。
  • 投げ込み教材への補助としてミニ要約は有効であった。
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